今日は３連休の最終日である。初日は唐岬の滝に行き２日目は家族サービスで
双海まで菜の花を見に行った。
３日目は一人でどこかサイクリングと言うことで朝倉村の世田山、笠松山に行くつもりで
昨晩は世田山、笠松山をＭＴＢで走破した重信町のＩさんのホームページを印刷した。
ところが今朝の７時前に目が覚めて天気予報を見ると快晴。
何故か突然宇和島の鬼ガ城に行きたいと思いバタバタと準備する。
突然の思いつきなのでＩさんの鬼ガ城コースガイドを印刷することもしない。
２５０００分の１地図と山渓の愛媛県の山を持っていく。

ＭＴＢを車に積み込み７時３５分に我が家出発。
国道５６号線を宇和島に向けて走る。
８時３５分内子町の道の駅に立ち寄りトイレ休憩。
９時半頃宇和島手前の吉田町でコンビニに立ち寄り食料を買う。

宇和島市内に入り和霊神社の前を通過する。
ＪＲ宇和島駅の標識に従って左折し国道３２０号線に入り宇和島駅前を通過する。
須賀川ダムを左手に見ながら走り鮎返トンネルを越えて少し走ると
黒尊スーパー林道の入り口がある。
この林道入り口の手前にバス停（鮎返）があり車が停められるだけのスペースが有って
ここに車を停めた。（１０時１０分）
ＭＴＢを車から降ろし出発する。

１０時２４分　１．１２ｋｍ。たった１ｋｍしか走ってないのにもう息がゼーゼーと言う。
去年１１月に瓶ヶ森に登って以来本格的に走るのは久しぶりだ。
道端に軽トラが捨てられており座るのに丁度良い。
喉をしめらす程度にウーロン茶を飲んだ。

１１時２２分　８．３５ｋｍ道端の崖にツララ、路面には雪。
しかし日陰部分だけであり大したことはない。

ちょっと休憩していると中年夫婦の乗った車がやってきて助手席の奥さんが
どこか景色の良いところは有るんですかと聞くので
あと数ｋｍ走れば 宇和海がきれいに見えるはずだと答えた。
ところがしばらくするとこの車が戻ってきた。その謎はすぐに解けた。

１１時３５分　９．８９ｋｍ 正面の山は鬼ガ城山系の最高峰 高月山 山頂付近はわずかに白くなっており 霧氷が付いていることが分かる。 ここは押して歩いた。雪が理由ではなく 疲労が原因だ。ここだけでなく雪の 無いところでも押して歩くこと数回だった。 やはりひたすら登り坂なのでこたえた。

雪の路面は全部で数カ所有った。 日の当たるところには当然雪はない。 この標識には梅ヶ成と表示されていた。 ２５０００分の１の地図を見ると 梅ヶ成峠の地名があったので ここに行く登山道だろう。

雪が消えてわずかな下り坂を走ると鹿のコルに到着した。１２時４６分　１５．０５ｋｍ

鬼ガ城山系の案内図	この切り株に座って弁当だ。 正面に宇和海が見える。 快晴、無風、最高の条件だ。
コンビニで買ってきたおにぎりと 料亭のお吸い物（松茸） 魔法瓶のお湯を注ぐと魔法のように お吸い物が出来るのだった。	私のまわりをうろついていた犬。 野良犬では無さそうだ。先ほどの 看板の前に車が止まっていたので その車で来たのだろう。

ここで弁当を食べていると数人の中年男女が登山の服装で現れた。
鬼ガ城に登っていたのだろうか？
その中の一人に鬼ガ城はここから何分くらいですかと尋ねると３０分くらいと答えた。

登山道入り口。 ただしこの標識には鬼ガ城とは書いていない。 八ツ面山方面と書いてある。 登山道に先ほどの犬が写っているのが 分かるだろうか？一緒に案内してくれるのかと 思ったら写真を撮ったらさっさと戻ってしまった。 １３時１５分出発。ＭＴＢはここに置いて行く。

登山道を少し歩くとそのまま直進する道と右上に上がる道に分かれていた。
標識があり鬼ガ城は右上に上がるようだ。そして上がっていくと小さな尾根に出て
今度は左に向かう。ここに標識はないので前の人の足跡に従って歩く。

１３時３５分 また尾根に到着。 滑床渓谷へ行く道と鬼ガ城に行く分岐だ。 分かりにくいが鬼ガ城の下の表示は 鹿のコル。つまり私が登ってきた方向だ。

天気は快晴でとても明るい。汗ばむほどだ。登山道のまわりは
シャクナゲがいっぱいだった。

１３時４０分　鬼ガ城山頂到着 鹿のコルを出発して２５分だ。	山頂からは樹木に遮られて展望はきかない。 しかし葉っぱがないので枝の隙間から宇和海が 見える。新緑の頃で有れば本当に何も見えないだろう

山頂で休憩することもなくすぐに下山する。寒くないので焦って下りる必要なんか無いのだが。

登山道周囲はシャクナゲが群生し まるでシャクナゲのトンネルのようだ。

１３時５８分　鹿のコルに戻ってきた。
１４時丁度　ＭＴＢに乗り出発。
帰りは林道を快調に下ればいいのだ。

１４時３０分　２９．９１ｋｍ　車に戻ってきた。
２時間半かけてヒーヒー言いながら上った林道を３０分で下りたことになる。
上りではＭＴＢを押して歩いた雪面も下りは平地と同じ速度で通り抜けたのだ。

宇和島バスのバス停　鮎返 私はここに車を停めた。路肩が十分 広いのでバスの邪魔にはならない	直進すれば広見 右折すれば鬼ガ城 （表示は黒尊）

帰りは宇和島の大手スーパーに寄り道しておやつを食べ
伊予市から高速に入り家に着いたら１７時３０分だった。

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カシミールで作った鬼ガ城山系の地図 須賀川ダムの南を走る白い線は 宇和島と広見を結ぶ国道３２０号線。 国道３２０号線が宇和島駅の北を 通っているがこれはデータが古いため。 最近開通したバイパスは宇和島駅前を 通る。