愛大小屋の前でコンビニおにぎりを食べたらカタクリを見に行く。 奇跡的に一株だけカタクリだと分かる花が残っていた 竜神平の向こうに白い花が見える。あれはヤマナシの花だな。今日は山頂のヤマナシを見ることは無いので、あのヤマナシの花を見に行こう。 目の前のカサスゲの根元は水たまりです。なるべく靴が水の中に入らないようにカサスゲを踏みながらヤマナシに近づく。 カサスゲを抜けたら今度はスズタケの藪をかき分けてヤマナシの花の下に到着 先ほどまであれだけ大勢の登山者で賑わっていた愛大小屋前はわずかの人数しか居ない マユミの蕾　 ワラビ ヤマラッキョウ　 ツリガネニンジン　 ハンカイソウ　 ハリギリ このハリギリの葉も山菜YouTuberは食用として採集している ミズナラ　 定点観測木のコハウチワカエデ　 カジカエデ　 トゲが有るからズミだ　 ツルリンドウ　 んんん？　この特徴的な短枝はアオハダかな？ 何回も歩いているところだけど、このアオハダに気付いたのは初めてかも ツクバネソウ　 ナルコユリ　 クロフネサイシン　 クロフネサイシンを写していると背後から誰かがやって来た。振り返るとアイドルじゃない方のＮさんだった。ここでＮさんから耳寄りな情報をゲットした。私がここ何年も見たことのない花が天狗の庭に咲いていると言う。本当はこの先のカタクリを見たら竜神平に戻り、そこから風穴に降りるつもりだったが、予定変更して天狗の庭に行くことにしよう。 登山道沿いのコバギボウシ　 私を追い越していった単独男性がカタクリポイントで立ち止まり、カタクリを一瞥したらそのまま上林峠方面に歩いて行った。１０ｍ程度離れた場所からその様子を見ただけでその場のカタクリの状況が想像出来る。そしてそのカタクリポイントに行ってみると想像した通りのカタクリが有った。 手前のカタクリは実になり、向こうのカタクリは花が終っている。しかし私が作っているのは花図鑑ではなく植物図鑑なのだ。 左のような状態でも立派な植物図鑑ネタである。 シロドウダン　 ヤマウルシ　 上林峠 久しぶりにこの通行禁止の登山道を降りる。良い子は真似をしてはいけません(-_-;) ヤマルリソウ　 キヌタソウはこの通行禁止のルートでしか見たことが無い。つまりキヌタソウの花を見ようと思えば通行禁止ルートを歩くしか無いのである。 シモツケソウはわざわざここに来なくても上林トンネル横の林道で見ることが出来る 通行禁止の理由となっている登山道崩落現場 はっきり言ってこのロープは役に立ってない 向こうから私とあまり変わらないと思える年代の夫婦がやって来て、御主人は慎重にこちらに渡って来たが、奥さんは「怖い、怖い」とビビっている。しかしなんとか奥さんも無事にこちら側に渡って来た。私が「ここを通るのは初めてですか？」と尋ねると「そうだ」と言う。さらに「ここは通行禁止の看板が出ていたでしょう」と言うと、「あそこの〇〇の花を見たくてこのルートを来た」と言う。「それなら上林トンネル南側の広場に車を停めれば良かったのに」と言うと、ようやく理解されたようだ。でも下山時もここを歩いたんだろうな。車は水の元に停めていると言っていたから。 この崩落現場は久しぶりに歩いたが、前回よりも崩落が進んで、危険度が増加しているように思える。 この危険な場所に咲いているワサビの花 ミヤマシキミの雄株 ミヤマシキミの雌株 ソバナ 林道に降りてきた。今日は奥のイワタバコポイントに行くことなく、そのまま天狗の庭に降りる。 　　　　続く